浄土真宗本願寺派 光寿山 正宣寺

お仏壇・お墓に関して

お仏壇・お墓に関してお問い合わせの多いご質問をQ&A形式で掲載しています。

新しくお仏壇を購入する際に注意する点はありますか?
お部屋の雰囲気などに合わせて、お好きなお仏壇を購入していただいて構いませんが、中に掛ける本尊(ほんぞん)、お脇掛はご本山からお迎えします。また、中に安置する際には入仏式をお勤めいたします。
誰も家族が亡くなっていないのにお仏壇を買うのはよくないと聞いたのですが…
心の拠り所となるお仏壇を安置することは良いことです。「仏壇を購入すると不幸が起こる」などという根拠のない迷信にはとらわれないようにしましょう。
引っ越しをするので、お仏壇の魂抜き(お性根抜き)、魂入れ(お性根入れ)をお願いできますか?
浄土真宗では、魂を入れ替えるということはいたしません。お仏壇を移動する際は、遷仏式入仏式をお勤めいたします。
誰も住まなくなった家のお仏壇を処分することになったので、引き取っていただけますか?
遷仏式をお勤めし、引き取りをしていただける仏具店をご紹介いたします。
引っ越し先にお仏壇を置くスペースがないのですが…
ニッチ(飾り棚)や家具の上に置くことができるご本尊「きく」(高さ17.2cm×幅10.3cm×奥行2.9cm)や「携行本尊(絵像)」(縦90mm×横55mm×厚さ2mm)等がございます。
お仏壇に位牌を置いてはいけないのですか?
浄土真宗では、法名、俗名、命日などを位牌(いはい)ではなく、過去帳に記入するのが基本です。当寺では、葬儀から満中陰までの間は、白木の位牌を用います。位牌を置く場合でも、その中に故人の魂が宿っていると考えないようにしましょう。この世でのいのちを終えた後、浄土に生まれて阿弥陀さまと同じ仏になるのですから、ご本尊を礼拝いたします。
過去帳はお仏壇の中に開いて置いておかなければなりませんか?
過去帳は、法名、俗名、命日などを記録するものであり、礼拝の対象ではありませんので、お仏壇の中に置いておく必要はありません。お仏壇の引き出しに収めておいても構いませんし、お仏壇の見台に置いて日めくりカレンダーのように毎日ご先祖の方々のご命日を確認していただいても構いません。
朝食はパン派なので、夜にご飯をお供えしてもいいですか?
以前は、お仏飯は、毎朝お供えし、昼までに下げていただくのが原則とされていましたが、現代は食生活や生活時間も多様化しています。ご飯を炊いたタイミングでお供えし、仏さまにごあいさつした後、すぐに下げていただいて構わないでしょう。また、ご飯を炊かない日はパンをお供えするのも良いでしょう。感謝の心をもってお供えすることが大切です。
お仏壇の仏具はどのように置くのが正解ですか?
お仏壇のお荘厳をご覧ください。
お墓や納骨堂はありますか?
当寺には墓地、納骨堂はございませんが、大谷本廟(西大谷)、本願寺津村別院(北御堂)への納骨をお受けしています。当寺門信徒の方は、大谷本廟にある当寺名義の納骨堂に納めていただくこともできます。
永代供養はできますか?
浄土真宗では、永代供養という追善(ついぜん)供養ではなく、故人の往生をご縁として永代経(永遠代々にわたって読経すること)をお勤めいたします。
納骨をするので、読経をお願いできますか?
納骨式をお勤めいたします。
お墓を建てたので、開眼法要(魂入れ)をお願いできますか?
浄土真宗では、建碑式をお勤めいたします。
お骨をお墓や納骨堂に納めるまでの間、一時的に預かっていただけますか?
本堂内陣にてお預かりいたします。