彼岸会法要と寺報創刊
正宣寺もご門徒の皆様のご協力を頂き、新築再建をして、早くも5年の歳月が経過いたしました。あらためてお礼を申し上げます。
寺の行事には、いろいろなものがありますが、この5年間は寺として最も大切な報恩講法要と永代経法要をつとめてきました。おかげさまで法要の度ごとに多数の皆様のご参詣を頂いております。最初はもう少し参詣が少ないのではないかと案じておりましたが、思ったよりたくさんのご参詣を頂き、大変喜んでおります。
このあたりで次の行事を何か行いたいと思案しました結果、春・秋の彼岸会法要をつとめることにしました。報恩講法要などには外部よりご寺院をご招待しますので、経費もそれなりに必要でした。そこで、彼岸会法要については、内うちでつとめたいと思います。皆様もお供えなどに、あまりお気をつかうことなく気軽にご参詣して頂けますよう願っております。
またこの度、お寺の新間『光寿』を発刊するはこびとなりました。正宣寺一同には筆不精がそろっております。そのうえ私たちのような凡人では、とても皆様に阿弥陀さまのみ教えを適切に、しかもやさしく、わかりやすくお伝えできるなどとは思っておりません。でも何かを少しでもしてゆきたいと思っております。
『光寿(ひかりといのち)』1号を出したものの、いつ2号を出せるか、いつまで続けられるか、中味はどうかなど、不安なことばかりです。不出来な『光寿』ですが気楽にお読みいただいて、月忌などにお伺いしたとき、これも話のタネの1つとしてつねづね思っておられることをお間きしたり、お話をしたりしたいと思っておりますので、よろしくご愛読のほどをお願い申しあげます。