花まつり・宗祖降誕会
日時
2019年4月1日(月)14:00~16:00
行事説明
仏教の開祖であるお釈迦さまと、浄土真宗の開祖である親鸞聖人のご誕生をお祝いする行事です。
仏祖の誕生を祝う行事のことを「降誕会」といい、もとはお釈迦さまのご誕生をお祝いする法会のことでしたが、後に宗祖のご誕生をお祝いする法会を指すようにもなり、諸宗でお勤めされています。
現在では、お釈迦さまのご誕生をお祝いする行事を「花まつり」といい、お釈迦さまの誕生日と伝えられている4月8日前後にお勤めいたします。ご誕生の時に天から甘露の雨が降り注いだと伝えられ、お釈迦さまの像に香木を浮かせた水や甘茶を灌ぐことから「灌仏会」ともいわれます。また、浄土真宗本願寺派のお寺では、親鸞聖人のご誕生をお祝いして「宗祖降誕会」をお勤めいたします。親鸞聖人の誕生日は承安3年4月1日(新暦 1173年5月21日)と伝えられていることから、本願寺で1874年より毎年5月21日にお勤めされ、本願寺派のお寺でも広くお勤めされるようになりました。
仏教で一般に行事といえば、人が亡くなってからの年忌法要等が多い中で、「花まつり」「宗祖降誕会」が行われていることは、私たちにとって特別に意義の深いことであります。お釈迦さまと親鸞聖人のご誕生をお祝いさせていただくとともに、阿弥陀さまのお心をいただき、お念仏の人生を歩ませていただきましょう。
ご講師
三原雄高 師
浄徳寺(大阪・西区)
本願寺派布教使
大野孝顕
正宣寺住職
本願寺派布教使
住職プロフィール
タイムテーブル
14:00 | 勤行「宗祖讃仰作法 音楽法要」 |
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14:30 | 法話(三原雄高師) |
15:10 | 休憩 |
15:20 | 法話(住職) |
16:00 | 恩徳讃、住職挨拶 |